カーネーション
科名:ナデシコ科
学名:Dianthus caryophyllus
原産地:地中海沿岸
開花期:4月~7月 9月~10月
カーネーションは毎年花を咲かせる多年草で、ナデシコ科の仲間。原産地は地中海沿岸です。現在、多く親しまれているカーネーションは近縁種を掛け合わせえて作った交配種です。原産地の地中海沿岸では、バラ・チューリップと並んで人気です。母の日の花として有名ですね。花の色目でいうと、赤・ピンク・白・黄色・パープル・オレンジと品種改良が盛んなお花で、種類でいうと世界で数百種になります。
カーネーションの語源は諸説あります。ラテン語のカルニス(肉色)に由来し野生種の花色にちなんでいるという説と、イギリスで冠を飾る花として利用されていて戴冠式(CORONATION)が転じたという説が有名です。
日本の切り花でバラやキクと並んで生産量が多く人気で、一茎に一つの花がつくスタンダードタイプと枝分かれして咲くスプレータイプがあります。
~カーネーションの花言葉~
女性の愛、感覚、感動 純粋な愛情
赤 | 母の愛、熱烈な愛、愛を信じる、哀れみ |
ピンク | 感謝、上品・気品、熱愛、あたたかい心、美しい仕草 |
白 | 私の愛情は生きている、愛の拒絶 |
黄色 | 嫉妬、美、友情、軽蔑、拒否 |
オレンジ | 熱烈な愛、あなたを熱愛します、情熱 |
紫 | 永遠の幸福 |
~花言葉の由来~
カーネーションの白色は私は生きているという花言葉。母の日の発祥は、アメリカの女性が亡き母に生前好きだった白いカーネーションをお供えしたことが始まります。そのことから、いつまでもずっと相手を思い続ける愛情の深さをイメージしたものと考えられています。
カーネーションの黄色は軽蔑という花言葉です。キリスト教の黄色の位置づけから、キリストを裏切ったユダの服装の色だったことから蔑むべき色とされています。
花言葉にも色々ありますが、一番大切なことはお母さんが喜び感謝を伝えることです。お母さんが好きなお花を選び、お母さんが好きな色合いや雰囲気を大事にしたいですね。
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