大阪の天満にオープンしたイタリアンのお店に開店祝いスタンド花をお届けしました。
緑色をベースに渋めの赤色と黄色を入れて作成しました。
花材はシンビジューム・ひまわり・フウセントウワタ・ガーベラ・ラン・アンスリウムなどを使っています。
今日はこの時期にしかないフウセントウワタについて少々ご紹介します。
フウセントウワタは漢字で書くと「風船唐綿」です。
フウセンにハリセンボンのようなとげのある果実がユニークですが、とげといっても鋭いものではなく柔らかい突起です。
切り花で使う場合は葉がすぐにしおれるので、葉は取り、果実だけがついた茎を楽しみます。
果実が成熟すると縦にフウセンが裂け、シルクのような冠毛のついたフワフワとタネが飛散します。
茎部分を切ると白い汁が出ます。
この白い汁は茎の切り口をふさいで水が上がりにくくするの水で洗い流すと良いです。
8月~9月あたりで市場に出てくる花材で、色はライトグリーンなので、赤系・黄色系・紫系など色んな組み合わせにも使えます。
Fairytaleでもよく使う花材です。